今だから分ること・・・

お待たせいたしましたが、ようやく村杉の桟橋も浮くことが出来ました。
これからも、奥只見ダムの増水に伴い桟橋の移動がありますのでご注意下さい。

ところで、もう東日本大震災から50日が経ち、今まで見えなかったことが
TVの報道で知ることが出来るようになってきていますね。
先日、BSJで放送されていた、「ガイアの夜明け」や「カンブリア宮殿」でも
震災後の民間企業のそれぞれの活躍が紹介されていましたが、その番組を
取材したTV関係者も、震災直後から時間をかけて取材していたのですよね。
カンブリアでは、被災者でもあったヤマト運輸の職員達が、自らボランティアを
申し出て、救援物資を避難所へ運ぶ作業に貢献したとの事が紹介され
その報告を受けた本社では、すぐに応援職員を被災地以外から送ったとの事。
社長さんがインタビューに答えて「会社の許可を取らずに、会社の車を使ったりと
社員達にとっては、とっても勇気の必要な判断の中、行動を取った事は
涙が出るほどうれしいことだった。」との(ような)言葉に感動しました。
同様に大型スーパーのイオンでは、災害時に支援物資を送る協定を結んで
いたのが、東北の拠点配送基地が被害を受け作業が出来ない中
すぐに関西の配送基地から、それぞれ担当区域を設け必要物資を送ったとの事
あの頃は、物資を送りたくても燃料がなく遅れない状態が続く中で
ヤマト運輸では、応援部隊が必要燃料を持参しての応援に向かい
イオンでは、支援物資を自家ブランドで調達でき、ガソリンも独自のGスタンドを
持っていたので賄う事が出来たのこと。
大手の底力を見せられた気がしますし、全て裏方で黙々と動いていた事に
企業の責任感を感じられ、うれしい気持ちになりました。
またガイアでは、小さな企業が採算を考えずに被災者応援をする姿を紹介して
いましたし、福島原発事故の汚染処理に奮闘する、各研究者や企業の様子を
紹介していましたが、日本人の気質や研究開発のレベルの高さに
少しだけ安心することが出来た気がします。
その場の僅かな情報しかない庶民としては、直後はガソリン不足に協力する為
殆ど外出はせず、TVの情報に一喜一憂するばかりでしたが、その後の
水不足にあっても、福島とは隣県でありながらも冬型の気象状況の下
風向きから言って心配が少なかったことや、自給自足の環境から
お米や冬野菜の貯蔵物があるという恵まれた環境があったからこそ・・
都会で物不足の不安を感じた方々とは、全く違うものだったことを痛感します。
まだ福島原発事故処理が進まない限り、先行きの見えない不安は残るものの
世界中の人たちの暖かい応援もあり、コツコツと研究を続けてきた日本の技術に
きっと問題は近い将来解決できるし、これを機に安全エネルギーの開発が
一気に進み実用化へ向かえば、世界への貢献に繋がると期待します。
今回の経験で、我が家に飾ってある故・開高健氏の色紙が思い出され
  
 「 明日 世界が滅びるとしても
   今日 あなたは りんごを植える 」 と言う言葉が
事あるごとに頭をかすめ、人間の強さや勤勉さに「何とかなるさ」と
少しだけ穏やかな気持ちになれたように思います。

2 Comments to 今だから分ること・・・

  1. 滝田誠一郎 より:

    開高さんの名言について先日産経新聞に寄稿しました。以下のURLで記事を読むことができます。ご笑覧いただければ幸いです。
    http://www.facebook.com/notes/%E6%BB%9D%E7%94%B0%E8%AA%A0%E4%B8%80%E9%83%8E/%E7%94%A3%E7%B5%8C%E6%96%B0%E8%81%9E%E3%81%AB%E9%96%8B%E9%AB%98%E5%81%A5%E3%81%AE%E5%90%8D%E8%A8%80%E3%82%92%E5%AF%84%E7%A8%BF/185442118168509

  2. 村杉 より:

    ゆっくりとリンクを読ませていただき、とっても納得しました。
    開高先生の色紙に書かれている文は、ロシアの諺などと聞いたことがあったのですが、滝田様の解説でよく分りました。
    さすがコピーライターの先駆者・・訳が心を捕らえますよね。

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