戦後70年番組で、昭和を振り返る

 

戦後70年を迎える2015年は、日本にとって敗戦後の復興史。

そして70年間戦争や内戦のない、平和な国を維持してきた歴史。

 

「戦争を知らない子供たち」の歌が象徴するように

私自身は戦後の平和な時代が当たり前に育ち、昔の出来事でしたが

還暦を迎えてみると、戦後たった9年後に生を受けていた事に驚き。

 

ベトナムやカンボジアの経済成長する姿を見る度、戦後生まれの

子供たちが、わずか数年で戦争を知らない子供達として成長し

あっという間に、時代が激変している不思議を思ったのですが

良く考えてみれば当たり前の事で、自然災害にしても

阪神淡路大震災から20年たった今、成人を迎えた人ですら

実体験記憶のない世代となり、言い伝えでしか知らない事。

 

大人にとっては、つい最近の出来事のように記憶に残り

日本の自然災害が頻繁になった入口期だったと思うのですが

若い世代にとっては、異常気象こそ当たり前の時代となり

バブルを知らない世代と言われているのですから・・

 

NHKで日本の肖像・戦後70年の歴史を見ていて

貧しい暮らしが当たり前な幼少期を過ごした私としても

今なら「敗戦後10年足らずの生活として当たり前の事」と

意味つけられますし、子供心にも戦後と言う認識はなくとも

慎ましい暮らしは世間一般的な当たり前の事だったのですが

子供では知ることのなかった「朝鮮戦争による特需」を機に

戦後復興が急速に進み、やがて公害に苦しむ日本の姿に変化。

 

東京オリンピックで、交通インフラが急速に発展し

大阪万博を機に、公害対策も進んでいったとの事。

世界と触れ合う事で学び、よりよい環境を取り入れられる

そんな意味からも、経済成長真っ只中のアジア諸国で

日本に学ぼうとする国もあるのだろうと納得します。

 

自然豊かな魚沼で成長した長女が、なぜか途上国に興味を持ち

16年ほど前に中国成都で語学留学を体験したのは

経済的な問題もあったとは思うのですが、たぶん田舎暮らしに

残っていた、汲み取りトイレの使用などを体験していたから

あまり苦労する事もなく、むしろ色々な価値観の人々が集う

留学生寮暮らしに会ったのだと思います。

 

その後大学4年間を過しながら、春節休みの度に、

ラオス、ミャンマー、タイ等とバックパッカーの旅を体験し、

卒業前年には、強引に私が誘われたのですが、

その旅はタイで合流後、カンボジア→ベトナム→中国と

バックパッカー陸路の旅を体験する事に。それはベトナム戦争、

カンボジア内戦歴史博物館を見る旅でもありました。

今思うと、本当に貴重な体験をさせてもらったと思います。

 

カンボジアではまだ舗装が進まず、赤土の凸凹道を

クラクションなりっぱなしで、すれ違い、マスクが赤く染まり

脇に広がる荒野には、有刺鉄線が張られ、所々髑髏マークの

看板が立ち、地雷エリアなのだろうと想像していました。

 

バックパッカーの乗り合いバスは、ハイエース中古や

韓国ポスターの貼られた中古バスだったり

ベトナムの列車では、一等車チケットと騙されて2等車を

(一応指定席)渡され、体験した地元の人達との列車旅。

 

中国国境へ向かう車窓からの景色は、子供のころ見た

(父の実家津南へ向かう)上越線の風景に似た田園風景。

固い板の座席すら、SL列車の座席を思い出す懐かしい物・・

 

歩いて渡った中国が、近代的な街に見えるほど

まだ山間部のベトナムは、のどかな田舎風景でした。

 

そして、昆明までの移動で、始めて乗った寝台バス!

何もかも、あの時だったから体験できた事だったのかも。

もう、体力的に無理だろうなと思える旅でしたから。

 

そんな長女は今、インドのケララ州でアーユルベータの

短期学習中との事。

先日のどかな田舎風景を見せてくれると、スカイプで

散歩がてら見せてくれた未舗装の街並みに写っていたのは

三輪トラック!

「あら、三輪トラックなんて、私が子供の頃あったわ」と

思わず言っていましたが、TVのオリンピック準備の光景で

三輪トラックが走り回っているのを見て、ある意味彼女は

タムスリップした時代を体験しているのかな?などと思えました。

 

 

 

2 Comments to 戦後70年番組で、昭和を振り返る

  1. 黒田 彰 より:

    渡しは戦後7年目の生まれ、文京区にあった父の会社の社宅で育ちました。これまで幸せに暮らしていたのは、日本が70年間戦争に直接参加してなかったためだと思います。歴史認識の見直しとか、普通の国になるべきとの声が聞こえますが心配です。

    • 村杉 より:

      こんにちは、いつもフェイスブックでの応援ありがとうございます。
      2015年は節目の年という事で、TVを見ながら自分の生きてきた時代を振り返る機会を得ました。
      リタイア年齢を迎えたからこそ、見えて来る事もたくさんあるのですが、時に声を上げる必要があるのかも知れませんね。

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