昨日は簡単に「十五夜=満月」ではないと書きましたが
2020年は翌日の昨日が満月という事で、再度観察!
7時に覗くと、まだ杉の木陰に明かりが漏れてるだけ
そこで15分ぐらい過ぎてから見ると、丁度よい位置に
満月が輝いていました!
(クリックするとスライドになるので、大きくして見てね!)
昨夜の十五夜もそうでしたが、遅くなるにつれ雲が増し
二時間後には雲の切れ間から覗く月となり、それも
雲の流れが伝わってきて、上空の風を感じる速さ!
ところで昨日も「十五夜と満月の意味」をリンク付け
しましたが、私にとっても復習を兼ねた健忘録まとめ
興味のある方はお付き合いください・・
問題は旧暦(1年=354日)と新暦(1年=365日+潤年)
の暦の違い、全く意識してこなかったけれど
旧暦では1月1日は立春の頃とか、だから1月からが春で
7月~9月は秋になり「中秋」が秋の中日を意味し
旧暦8月15日は「中秋の名月」となったそうです・
お月見の習慣は中国伝来で(中秋節に月餅を食べ月見をする)風習に辿るようですが、月餅も懐かしいお菓子ですね・・
宮中に伝わった風習が、江戸時代に農村の収穫祭と
結びつき庶民に浸透したとかで、当地にも9月10日が
十五夜祭りとして残っていたようです。
旧暦は陰暦(月の満ち欠けが29.5日)なので
新月から満月まで14~16日と幅があり毎月
15日は「ほぼ満月」になるのだそうです。
この「ほぼ満月」のズレがあり、今年の十五夜は
10月1日で満月は2日に当たります。
という事で十五夜は中国伝来の行事が収穫祭に
重なって庶民にも広まったことが分かりましたが
日本独自に風習化した十三夜と言うのもあるそうで
それは「旧暦9月13日」の十三夜に食べごろを迎える
大豆や栗などを備えたことから「豆名月」「栗名月」
と呼ばれ、十五夜と十三夜は対とされたそうです。
因みに今年の十三夜は「10月29日」で、31日の
満月に向かう直前という事になりますね。
月餅を食べる習慣とか、子供の頃の思い出にあるけど
十五夜=満月と漠然と思っていたので、写真を撮り出し
満月は月中とは限らない事に気づいた程
無頓着でしたが、自然観察全般に言える事!
道端の草花も、名前を知らなければ見えない事も
しばしばあり、知ったからこそ見えてくることが
沢山あるのですよね!
銀山平温泉に移転してから、遊歩道の散策を通して
見えるようになった草花、樹木、生き物、野鳥と
数えきれないくらい新たな出会いがあったなと
今更ながら感謝する自然豊かな環境の中で、お客様との
交流を通して視野が広がり、学ぶことに出会えました。
お陰様で、リタイア後の田舎暮らしが充実し
探求する楽しみを見つけることが出来ました。
村杉で始めたブログも廃業から1年が過ぎ
田舎暮らしの中で観察記録や日常のつぶやきなど
綴ってきましたが、これが時に自分の健忘録として
役にたっていることに気づき、中々終えられずにいます。
先日も近所のおばあさんと立ち話をして「都会に住む
娘が、お前さんのあれを見て様子が分かると喜んでいる」
と伝えてくれましたが、あれとはこのブログですね・・
以前にも地元出身の方から同様のコメントを頂いた
事があり、冬季に綴った自宅エリアのブログでも
喜んでくださる方がいることを知り、休むことなく
続ける張り合いになった事を思い出します。
今後はどうなるか分かりませんが、高齢化が進む
過疎地の画像アップは思いがけない方の需要が
ある?ことと、何よりも自分自身でblog内検索で
過去の出来事を確認する事も出来、重宝するのです。
シニア世代の方も無料ブログで日々の記録を書けば
結構役に立つかも知れませんよ・・
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