リタイア後の近隣トレッキングの中ではやや遠い
市内はずれにある入広瀬の浅草岳を歩いてきました。
営業時には百名山登山の前日に浅草岳を登ってきた
と聞くことがあっただけに、一度は歩きたかった場所。
本格的な登山は体力的に無理かな?と危惧して
いましたが、山野草を巡りながらのゆったりした
タイムスケジュールに助けられて、楽しむことが出来ています。
浅草岳も車で1時間ほど揺られ、行き止まりの
登山口へは枝折峠に負けない細い車道を走るので
便乗でなければ行けないところです・・・
8時頃駐車場に着くと既に満車に近い状態で
移動規制解除と梅雨の合間の晴れ予報、そして
日曜日であったことに気づきました。
100台ほどの駐車場で8割ぐらい埋まり、トイレは
男女各1と少ないのでトイレ待ちしばし・・・
やっとスタートですが、大方先に登っているので
トレッキング中の混雑感はなくて済むのも、
多いとはいえ絶対数が少ないのですね・・
いつものようにスマホ撮影ですので、登りはほぼ
撮影なしですが、気になる山野草をピックアップ!
ネズモチ平~浅草岳山頂~桜曽根経由の縦走で
計6時間ほどの工程でしたが、いきなりの登坂で
かなりぬかる所もありますが、森林コースは
涼しく、前日までの雨でトレッキング日和でした
お馴染みの山野草は確認程度でスルーし、ここでは!
の山野草に絞りましたが、いきなり出会った蔓性の
白い花はトリガタハンショウ
以前銀山平の国道沿いで見つけ楽しんでいましたが
2年後の草刈りで駆られて以来見ることがなかった花







今回はその場で山野草名を教えていただいたので
確認作業もスムーズ(一部しかメモせず失敗)
上のハリブキは針が沢山あって触ると痛いとか
花が終わると赤い実をつけるそうです
そしてヒメモチに似た花と思ったのがツルシキミと
教わっていてよかった(勘違いするところでした)
ツバメオモトは殆ど花が散っていて、唯一の画像
花後の丸い種が付く茎に2本茎が伸びその形が
燕が飛ぶ姿に似ているなと勝手に理屈付け・・
名前だけは聞いたことのあるゴゼンタチバナも確認



一気に登坂を抜けると残雪が見られる峰ノ上に
ここから左折尾根歩きで山頂を目指し、Uターン
して戻り、直進して桜曽根コースで下山です。





残雪の先は木道が続き、草原には僅かな池塘と
ワタスゲが咲き、目の前に見る山は守門岳

反対側でいきなり湖が見え、田子倉湖と教わります
あとは木道伝いに山頂へ進み、田子倉ダムを確認



ここまで来ると目的のヒメサユリやベニサラサドウダンツツジが迎えてくれます。









下山のサクラゾネコースは幾らか緩やかで、山野草撮影もし易く、目立たないランの名前を思い出せない同行者がくれたヒント、花の形が上から見るとカエルに見えるとの事で、「浅草岳山野草」検索しホソバノキソチドリと判明しましたが、皆さん迷っていました。

こうして晴天に恵まれた浅草岳トレッキングも終了
同行者のおかげで、知識も増えて楽しいひと時。
リタイア後に「行ってみたい」なと候補に挙がっていた
いくつもの里山チャレンジが出来て驚き。
単独散策ではありえない事でしたから、感謝です!
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