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あれから2年

東日本大震災から2年目、当時を振り返るTV番組が続いていますが
昨夜のNHKでは、福島原発の水素爆発までの検証が行われていて
東電内で作業をする人々の様子を知ることとなりました。
他の番組では、水素爆発後の自衛隊や消防の放水活動など
様子が語られ、ようやく原発や津波の大災害に備える為の
検証作業が始まったのだと感じられました。
最近は地震以外にも自然災害が多く、北海道の地吹雪直後なのに
関東地方では25℃の夏日が記録されたとの事。
昨日の関東地方は、砂嵐、強風、寒暖差と極端な気象状況だった
そうですが、魚沼では昼頃から降り始めた雪が
今朝まで続き、今日の昼過ぎにようやく陽が射してきています。

春の雪

雪上がり

早春の新雪

今だから分ること・・・

お待たせいたしましたが、ようやく村杉の桟橋も浮くことが出来ました。
これからも、奥只見ダムの増水に伴い桟橋の移動がありますのでご注意下さい。

ところで、もう東日本大震災から50日が経ち、今まで見えなかったことが
TVの報道で知ることが出来るようになってきていますね。
先日、BSJで放送されていた、「ガイアの夜明け」や「カンブリア宮殿」でも
震災後の民間企業のそれぞれの活躍が紹介されていましたが、その番組を
取材したTV関係者も、震災直後から時間をかけて取材していたのですよね。
カンブリアでは、被災者でもあったヤマト運輸の職員達が、自らボランティアを
申し出て、救援物資を避難所へ運ぶ作業に貢献したとの事が紹介され
その報告を受けた本社では、すぐに応援職員を被災地以外から送ったとの事。
社長さんがインタビューに答えて「会社の許可を取らずに、会社の車を使ったりと
社員達にとっては、とっても勇気の必要な判断の中、行動を取った事は
涙が出るほどうれしいことだった。」との(ような)言葉に感動しました。
同様に大型スーパーのイオンでは、災害時に支援物資を送る協定を結んで
いたのが、東北の拠点配送基地が被害を受け作業が出来ない中
すぐに関西の配送基地から、それぞれ担当区域を設け必要物資を送ったとの事
あの頃は、物資を送りたくても燃料がなく遅れない状態が続く中で
ヤマト運輸では、応援部隊が必要燃料を持参しての応援に向かい
イオンでは、支援物資を自家ブランドで調達でき、ガソリンも独自のGスタンドを
持っていたので賄う事が出来たのこと。
大手の底力を見せられた気がしますし、全て裏方で黙々と動いていた事に
企業の責任感を感じられ、うれしい気持ちになりました。
またガイアでは、小さな企業が採算を考えずに被災者応援をする姿を紹介して
いましたし、福島原発事故の汚染処理に奮闘する、各研究者や企業の様子を
紹介していましたが、日本人の気質や研究開発のレベルの高さに
少しだけ安心することが出来た気がします。
その場の僅かな情報しかない庶民としては、直後はガソリン不足に協力する為
殆ど外出はせず、TVの情報に一喜一憂するばかりでしたが、その後の
水不足にあっても、福島とは隣県でありながらも冬型の気象状況の下
風向きから言って心配が少なかったことや、自給自足の環境から
お米や冬野菜の貯蔵物があるという恵まれた環境があったからこそ・・
都会で物不足の不安を感じた方々とは、全く違うものだったことを痛感します。
まだ福島原発事故処理が進まない限り、先行きの見えない不安は残るものの
世界中の人たちの暖かい応援もあり、コツコツと研究を続けてきた日本の技術に
きっと問題は近い将来解決できるし、これを機に安全エネルギーの開発が
一気に進み実用化へ向かえば、世界への貢献に繋がると期待します。
今回の経験で、我が家に飾ってある故・開高健氏の色紙が思い出され
  
 「 明日 世界が滅びるとしても
   今日 あなたは りんごを植える 」 と言う言葉が
事あるごとに頭をかすめ、人間の強さや勤勉さに「何とかなるさ」と
少しだけ穏やかな気持ちになれたように思います。

安全な放射線と危険な放射線

一進一退の震災復旧作業、昨夜から騒ぎになった東京の水騒ぎ
子育て中の親御さんはもちろんのこと、大人だって不安になります。
真っ先に東京が調査結果を発表しただけで、当然近県でも同様の
疑念があることは疑いようもなく、日本全体で水ボトル不足が加速中、
そんな中、昨夜放送された「池上彰学べるニュース」では、今現在の
放射線で過剰反応する危険性はないことを、大学の先生が分り易く解説。
とっても納得しましたし、不安な値になるまではまだまだ時間的余裕が
あるようでした。
今回の騒ぎに対して、どうしても言っておきたいと強調したのが
「放射線には安全な放射線と、危険な放射線があり、現在危険圏外に
いる人々が少量の放射物質を口にしても、規定値以内なので
時間と共に、体外に出たり減少されたりして心配ない範囲です。
本当に危険な放射線に晒されているのは、原発敷地内で現在作業に
当っている方々です。」と言い切っていました。
ただただ不安が先走って、買占めに走るのはいけない事だと
頭では分っても、もし買い置きできると言う選択肢があれば
迷いが出るのはどうしようもないことだと思いつつも、目線を
変えれば、危険を顧みず働く人々がいることも忘れてはならない事。
福島の隣県である新潟県だって、何かあればすぐに影響を受ける距離
ただ今は、雪に覆われていて農作物がないので目立たないだけ・・
水の問題も無関係ではいられないと思うのですが、自宅も銀山平の
営業地も、山間部である為深い地下水を利用しているので
勝手に安全だろうと決め込んでいる所、現段階では心配する
ストレスの方がよっぽど身体に悪いそうですよ。
心身ともに危険に晒されている、災害復旧に努める方々及び
そのご家族には、改めて心より感謝申し上げます。

今年の豪雪は役に立つ、奥只見ダムの水資源

今朝は小雪が舞い戻り、新雪がふんわりと表面を覆っていますが
銀山平では20cmほど積もったようです。
除雪も順調に進みつつある中、今年の積雪は例年並みの嵩だと
思っていたのが、下雪が硬く締まっていたことから、重機で崩して
みると、雪の量が増え大雪であったことが分りました。
1月の早い時期に降り続いた雪が、その後締まって高さを落として
いたのですが、その後の降雪がゆっくり進んだ為、降っては萎んでと
繰り返していたので、いつもより硬く締まった積雪が残り
見た目の高さ以上に雪量が多かったようです。
まあ今年に限っては、この豪雪が貴重な東京電力の水資源ですので
多少は水力発電に貢献できますね。
久しぶりに買い物に出てきたところ、物価は上がっていますが
品揃えはそこそこ戻りつつありますし、店舗では照明を落として
薄暗くなっていましたが今の所、東北電力の計画停電も中止され
普通の生活が続けていられるので有難く思います。
ただこの停電回避の原因が、被災地での電力復興が遅れているから
と言うのは気がかりではあります。
一日も早く被災地にも電力が戻り、本格的な復興作業が進むことを
心より願うばかりです。

震災復旧作業の皆様に、感謝の気持ちを

まだ福島原発事故が終結できず、先の見通しが不透明ですが
ようやく現場で、命がけの復旧作業を進める様子が伝わり始めてきました。
給水活動をする消防や自衛隊以外にも、東電社員の方々が職務に戻り
送電復旧に向けて尽力していることも分ってきましたが、地震当初
原発敷地内に大勢の職員がいて、津波から避難する時のパニック状態を
ようやく新聞で読む事ができました。
地震が起きてしまえば、とり合えず地震津波の危険から避難することが
当たり前のことであり、逃げ延びたお陰で今作業を再開できている訳で
放射線被害に不安な国民以上に、危険な場所で復旧作業をしている
大勢の方々に、心より感謝する気持ちで一杯です。
昨日は津波で流された壊れた家の中から、80歳のおばあさんと孫の16歳の
少年が9日振りに奇跡的救助がなされ、明るいニュースとなりました。
連休となったこの3日間の様子も、TVで紹介されていましたが
東京では自粛ムードで、飲食店を初めとした繁華街が閑散とし
反対に関西では関東から避難した人々で、ウィークリ-マンションや
ホテルが満室との事。
今まで報道されなかった被災地以外の様子が、ようやく伝わってきましたが
この情報はやはり知りたかったことの一つ、日本全体がどうなっているのか
知ることで、随分と不安が減少できるような気がします。
いま一人ひとりが出来ることは、普段の生活を取り戻し、不安なく
経済活動を続けることで、被災からの復興を目指すことのようです。