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作家 開高健氏との縁

昨日は久々の青空に気温もぐっと上がり、裏の畑では
畝の形が分かるほどに積雪が萎んでいきました。
主人はとり合えず年前の除雪作業に向かいましたが
銀山平の積雪は1~1,5mほどとのことでした。
今夜からお正月に向けては雪予報でしたが
今の所静かに雨が降っています。
2009年は作家 開高健氏没後20年を迎えるとのことで
いくつかお問い合わせ取材がありましたが、そのなかで
開高健記念会からのご紹介でいらした杉並区立郷土博物館では
1月24日~3月15日の間で2階廊下ギャラリーで
郷土史講座・写真展「開高健と昭和」が予定されているそうです。
杉並区は開高健氏が茅ヶ崎に移る前からお住まいだった
自宅のある所だそうです。
また開高健記念会でも1月13日午後7時開演で紀伊国屋サザンシアターにおいて「開高健を語ろう」というイベントが行われるというご案内をいただきました。
毎年開高健記念会で行われている{「紅茶会」の講演を
まとめた講演集を本として出されているのですが、今回のⅣでは「銀山平の開高さん」という事で村杉店主(おじいちゃん)が釣氏・常見忠氏と共に語った話が載っているので送っていただきました。
今年は記念館の展示品にと当時銀山平の村杉小屋で使用していたランプもお貸ししています。
もちろん銀山平温泉・村杉にもランプを展示しています。
そんな訳で改めて作家開高健氏とのご縁に感謝しつつ
本を読んだり、講演を聴いたりする機会を得ています。
奥只見ダムの歴史と作家開高健氏との出会い

開高健ノンフィクション賞受賞作 ねじれ

最近は娘が図書館で借りてきた本を初め久々に読書を楽しんでいます。
ドライアイと老眼の疲れから長い時間は読めなくなってきていますが
それでも面白い本に出会うとついつい夢中になってしまいます・・
平野さんに送っていただいた「月刊現代」も私にとって興味深い内容が多く
最近月刊誌に触れる機会が無かった事を残念に思っています。
新聞の連載小説にも夢中になると新聞が配達されない我家ではまとめ読みに
なりそれこそ目の疲れから頭までギンギンしてくるのでなるべく連載本は
避けていたのですが、9月にはいって本に触れる機会が続いています。
お客様も一息ついた秋の夜長にはもってこいのプレゼントですが
今回のご紹介は少し重い内容のノンフィクションです。
すでにご存知の方も多いと思いますが19年度の開高健ノンフィクション賞受賞作の
「ねじれ」という本ですが、作家の志治美世子さんとは昨年末の
「開高健とヌーボーの会」で初めてお会いし、ノンフィクション賞受賞者として来て
おられた志治さんと話が弾みましたが、気さくな方で
名刺代わりに村杉のパンフレットをお渡しした際「ぜひお伺いします」
との言葉に、約束を実行しに来ましたというすごくまじめな方でした。
ご家族と15歳の柴老犬もご一緒で、日除けをかねて車の移動のアドバイス
すると、こまめに対応され愛犬は車中で気持ち良さそうに休んでいました。
お土産に頂いた本がこの「ねじれ」という著書でしたが、医療過誤を取り扱って
いるためまだ裁判も進行中という事があり発売が大幅に遅れていたようです。
医療過誤を取り扱ったノンフィクションという事で重い話になるかと思いましたが
淡々と両者の話を聞き取りたいへん読みやすく分かり易い本でした。
新聞やニュースで裁判の報道などを見たこともあったなという程度には認識して
いましたが詳しい事情がわかる事もなく、漠然と渦中にいる人々の苦悩を感じる
程度でしたが行政や組織と裁判で争わざる得ないご家族の気持ちもこの本を
読む事で少し理解できた気がします。
他人事と思っていられる状況はすでに通り過ぎ現在医者不足が深刻になる中で
いつ自分がその立場に関わるのかわからない身近な問題であることを実感します。
現在著者はその時知り合った医療関係者と勉強会を続けておりシンポジウムなど
にも多く参加しているようでブログで紹介していますのでご覧になってはいかがでしょうか。

心を救う犬たち

中々あけない梅雨空と地震の影響かお客様の動きも少なく
銀山平の昆虫や植物の観察を始めましたがそれでも
読書時間が増え老眼が始まった身には自制が必要です。
3代目の狩猟犬(イングリッシュセターは2代目)で
30年を超える犬との付き合いをしていますが今回読んだ
「心を救う犬たち」幻冬舎文庫では犬種の違いを学びました
動物愛護団体のボランティアとして保護犬の一時預かりや
飼い主探しに携わる著者・篠原淳美さんがその経験から
飼い主の資格を問い、犬種の違いを理解して飼いたい犬と
飼える犬の違いを分かりやすくアドバイスしています。
犬種によって必要な散歩時間も平均寿命も大きく異なり
一般論では語れない生命の重みを訴えています。
犬を飼いたいと考慮中の方には是非一読をお勧めします