2008年09月05日
開高健ノンフィクション賞受賞作 ねじれ
最近は娘が図書館で借りてきた本を初め久々に読書を楽しんでいます。
ドライアイと老眼の疲れから長い時間は読めなくなってきていますが
それでも面白い本に出会うとついつい夢中になってしまいます・・
平野さんに送っていただいた「月刊現代」も私にとって興味深い内容が多く
最近月刊誌に触れる機会が無かった事を残念に思っています。
新聞の連載小説にも夢中になると新聞が配達されない我家ではまとめ読みに
なりそれこそ目の疲れから頭までギンギンしてくるのでなるべく連載本は
避けていたのですが、9月にはいって本に触れる機会が続いています。
お客様も一息ついた秋の夜長にはもってこいのプレゼントですが
今回のご紹介は少し重い内容のノンフィクションです。
すでにご存知の方も多いと思いますが19年度の開高健ノンフィクション賞受賞作の
「ねじれ」という本ですが、作家の志治美世子さんとは昨年末の
「開高健とヌーボーの会」で初めてお会いし、ノンフィクション賞受賞者として来て
おられた志治さんと話が弾みましたが、気さくな方で
名刺代わりに村杉のパンフレットをお渡しした際「ぜひお伺いします」
との言葉に、約束を実行しに来ましたというすごくまじめな方でした。
ご家族と15歳の柴老犬もご一緒で、日除けをかねて車の移動のアドバイス
すると、こまめに対応され愛犬は車中で気持ち良さそうに休んでいました。
お土産に頂いた本がこの「ねじれ」という著書でしたが、医療過誤を取り扱って
いるためまだ裁判も進行中という事があり発売が大幅に遅れていたようです。
医療過誤を取り扱ったノンフィクションという事で重い話になるかと思いましたが
淡々と両者の話を聞き取りたいへん読みやすく分かり易い本でした。
新聞やニュースで裁判の報道などを見たこともあったなという程度には認識して
いましたが詳しい事情がわかる事もなく、漠然と渦中にいる人々の苦悩を感じる
程度でしたが行政や組織と裁判で争わざる得ないご家族の気持ちもこの本を
読む事で少し理解できた気がします。
他人事と思っていられる状況はすでに通り過ぎ現在医者不足が深刻になる中で
いつ自分がその立場に関わるのかわからない身近な問題であることを実感します。
現在著者はその時知り合った医療関係者と勉強会を続けておりシンポジウムなど
にも多く参加しているようでブログで紹介していますのでご覧になってはいかがでしょうか。
村杉 電話番号 025-795-2451
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- at 11:29
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